Sクワドラント・自営業者として成功するためには?

投稿者: | 2017年10月23日

このページでは、Sクワドラント・自営業者として成功するための秘訣について解説していきたいと思いますが、この答えは、とてもシンプルで、とにかく純利益(売上げ-必要経費)が大事になってきます。

要するに、「いかに売上げを上げるか?」と同時に「いかに必要経費を少なくできるか?」の二点が重要になります。この差が「純利益=自分の給料・年収」になるため、誰でもSクワドラント・自営業者になると数字にシビアになっていく傾向があります。

Sクワドラント・自営業者は、弁護士、会計士、税理士、行政書士などの士業の方がイメージしやすいですが、これらの職種に就く場合、まず、資格を取得しなければいけません。

同時に自分で仕事をしていくためには、マーケティングとセールスを学ぶ必要があります。そのため、Sクワドラント・自営業者の年収は0万円(場合によってはマイナスもあります。)から2000万円ぐらいまでと大きな開きがあります。

また、Sクワドラント・自営業者の年収は毎年、変動しますし、一見、稼いでそうな人でも内情は借金まみれの方もいます。反対に質素な生活をしているようで、実は資産を所有している方もいますので外からでは判断できません。

キャッシュフロークワドラントの本の中では、起業の成功率について簡単に解説されていますが、起業して1年以内に廃業する確率は50%ぐらいと言われています。

また、3年以内に70%~80%、5年以内には約90%が廃業すると言われており、最終的には、10年以内に廃業する確率が95%~99%ぐらいと言われていますので、10年間、継続することが、いかに大変かどうかがわかります。

その点、Eクワドラント・従業員の場合、「会社の倒産、リストラ、病気やケガによるやむをえない退職」を除けば、大きなリスクはありませんので、本気で取り組む意思のない方は、Sクワドラント・自営業者を目指すべきではないと言えます。

ですから、上記のような成功率の現実は、しっかり把握しておく必要はあります。上記の数字は少しあいまいかもしれませんが、だいたい合っていると思います。

また、金持ち父さんシリーズの本の中でも書いてありますが、「金持ちになるまで昼間の仕事は続ける」と言うルールはきちんと守る(自分の仕事が軌道に乗るまではサラリーマンを辞めない)方が良いと思います。