Bクワドラント・ビジネスオーナーのメリットとデメリット

投稿者: | 2017年10月23日

このページでは、Bクワドラント・ビジネスオーナーのメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。キャッシュフロークワドラントの本の中では、4つのクワドラントに分けて解説してありますが、個人的に一番、難しいのがBクワドラントではないかと思います。

まず、Bクワドラント・ビジネスオーナーのメリットですが、Sクワドラント・自営業者をシステム化したのがBクワドラント・ビジネスオーナーになります。

そのため、成功できれば金銭的な自由と時間的な自由を得ることが可能になりますが、その反面、費やす時間やリスクも大きいため、多くの方におすすめできる道ではありません。

日本には、約400万社の会社があると言われていますが、実際は約7~8の会社が赤字で経営者の借金は当たり前とも言われています。また、前のページでもお伝えしましたが、新しくできた会社の95%~99%が10年以内に廃業する統計があります。

そのため、ロバートキヨサキはBクワドラントに行きたい方には、MLM・ネットワークビジネスやFC・フランチャイズビジネスによるビジネスを推奨していますが、これらのビジネスを始めても成功率は同じようなものであることは十分に理解しておかなければいけません。

このように統計から逆算すると、Bクワドラント・ビジネスオーナーを目指すよりもEクワドラント・従業員に属していた方が何倍も無難と言えるかもしれません。(毎日、同じことの繰り返しでつまらないかもしれませんが…。)

しかし、成功する確率が低いと言っても現実に成功している経営者の方もいますので、これらの方を参考にすれば、成功できる確率が高まるとも言えます。

また、どんなに優秀な経営者の方でも10個のアイデアを実践しても当たるのは良くて2、3個と言われていますので失敗に対しては、あまり気にする必要はないかもしれませんが、金銭的な失敗だけは避けなければいけません。

ですから、できるだけ固定費のかかることは行わないようにした方が良いでしょう。具体的には、正社員を雇わない、家賃の高い事務所を借りないと言うことです。

反対に大半をIT化して、仕事をアウトソーシングにしたり、自宅の一室で仕事をするようにすれば固定費が削減できますので小さなリスクで大きなリターンが得られる可能性が出てきますが、近年の小規模なビジネスは、このような形で成功しているように思えます。