金持ち父さんシリーズを読んだ人は金持ちになったのか?

投稿者: | 2017年10月23日

さて、ここまでで「金持ち父さん貧乏父さん」と「金持ち父さんのキャッシュフロークワドラント」の二冊の本について掘り下げた解説をしてきました。

文章では、上手く伝わらないかもしれませんが、このページでは、「金持ち父さんシリーズを読んだ人は金持ちになったのか?」についてまとめたいと思います。

まず、著者のロバートキヨサキは、サラリーマンでは金持ち(経済的自由)になれないので、自分でビジネスや投資を始めて経済的自由を手に入れるように述べています。

しかし、多くの方は、まとまった資金もないわけですから、そこで、MLM・ネットワークビジネスも一つの手段として考えるのも悪くないと中立的に推奨しています。

当サイトをご覧の方もご存知かもしれませんが、著者のロバートキヨサキはアムウェイの会員(ディストリビュータ)であるとの噂があります。

と言うことは、「多くの方が金持ち父さんを読む → その一部の方がアムウェイのMLM・ネットワークビジネスを始める → 場合によっては、ロバートキヨサキの組織が大きくなる(儲かる)」と言う流れになります。

また、金持ち父さんシリーズを読んだ方の一部の方が、この本のバックエンド商品であるキャッシュフローゲームを購入される可能性もあります。よって、一番、金持ちになったのは、何を隠そう著者のロバートキヨサキと言えるでしょう。

まとめると、著者のロバートキヨサキは金持ちになりたい人に金持ちになる方法を教えることによって金持ちになったわけですが、このような手法は、いつの時代も同じような手口で行われています。

もちろん、有名な方にコーチングを受けて成功される方もいるとは思いますが、本を読んだだけで金持ちになれるのであれば、世の中に貧乏人は存在しません。(世の中には全く本を読まれない方もいますが…。)

個人的には、金持ち父さんシリーズは良い本だと思いますが、やはり、アメリカの本だなぁ~と言う印象は受けます。また、表面的な部分だけを受け止めて大事なポイントを見逃している方が多いため実践すると失敗される方が多いようにも感じます。