このページでは、Bクワドラント・ビジネスオーナーとして成功するための秘訣について解説していきたいと思います。一言で述べるのは難しいかもしれませんが、「24時間、仕事のことを考えて仕事に関係のないことは一切しないこと!」が大事ではないかと思います。
Eクワドラント・従業員の場合、週休二日制であれば、休日は仕事のことは考えず、自由に過ごすことが可能ですが、Bクワドラント・ビジネスオーナーの場合、常に仕事のことを考えないといけません。
そのような立場にあるのだから当たり前かもしれませんが、従業員がいれば、従業員の生活(人生)がかかっていますので遊び感覚では務まらないでしょう。
Bクワドラント・ビジネスオーナーとして成功するまでの流れを見てみると、まず、Sクワドラント・自営業者として成功した後にシステム化を目指すのが良いように思えます。
システム化とは、「誰がやっても同じような結果になる」ことですが、そのためには、人を雇用する必要もありますし、人を雇用するとやらなければいけない業務も増えますので難しいところです。
ロバートキヨサキのキャッシュフロークワドラントの本の中では、Bクワドラント・ビジネスオーナーとして成功するまでに多くの人が2、3回は失敗していると書いてありますが、ほかの本でも同じようなことが書いてあります。
もちろん、1回目で成功すれば良いのですが、多くの方が実践しながら学習して、長い年月を経て成長(成功)していくことがわかります。目安としては、10年間を一括りに考えると良いかもしれません。
具体的な起業のタイミングは様々です。また、20代と30代、実家暮らしと一人暮らし、独身者と既婚者によって許容できるリスクが異なりますが、以下を目安に考えると失敗しても大きな損害がないように思います。
重要 起業するタイミング
月収 会社員時代の平均月収の2倍(25万円の方なら2倍の50万円ぐらいが目安)
預金 上記の10倍から12倍(要するに1年分の生活費)
このように見ると、少しハードルが高いように見えますが、会社員を辞めると、毎月の決まった収入がなくなりますので経済的な面だけではなく、精神的にも不安になります。
また、収入がゼロであっても支払う物(具体的には、家賃を始め国民年金や国民健康保険など)がありますので、これらのことを考えた上で起業した方が良いでしょう。起業すると出費のことが気になり仕事に集中できない人も多いです。