なぜ、MLM・ネットワークビジネスはダメなのか?理由を解説

投稿者: | 2017年10月23日

金持ち父さん貧乏父さんの本の中では、経済的自由を目指す(不労所得を得る)方法の一つにMLM・ネットワークビジネスを推奨しています。

この理由は、年齢や学歴、性別に関係なく、好きな時間に働くことができるからだと思いますが、収入のタイプが不労所得になっているのも大きいと思います。

前のページでもお伝えしましたが、MLM・ネットワークビジネスはアメリカでは主流になっているようですが、日本では、未だに「ねずみ講」と間違えられることが多いようです。

MLM・ネットワークビジネスとは、人々のつながりによって商品を流通させるマーケティングスタイルですが、インターネットのインフラ整備が完了した現在では、あまり意味のないマーケティング手法になってしまいました。

理由は、MLM・ネットワークビジネス会社の商品を「Aさん→Bさん→Cさん」と紹介して商品を流通させていくのではなく、本社がECサイトなどを作成して自社で宣伝をして販売した方が良いから(合理的だから)です。

その証拠に日本には、たくさんの有名な会社(具体的には、化粧品や健康食品を扱う上場会社)がありますが、MLM・ネットワークビジネスで用いられているマーケティングスタイルを採用している企業は皆無です。

また、MLM・ネットワークビジネス会社が扱う化粧品や健康食品の品質は良いかもしれませんが、販売価格に紹介手数料が上乗せしてあるため、全体的に高くなっています。

気になる方は、ドラッグストアなどで販売されている日用品とMLM・ネットワークビジネスの会社で販売されている日用品を比較してみて下さい。おそらく、後者の方が2倍ぐらい高いことに気付かれると思います。

ほかにも、友人や知人を勧誘しなければ収入にならない点も大きな問題です。逆に考えると人さえ集めて、その人が商品を使い続ければ儲かる訳ですが、先ほども申し上げましたが、MLM・ネットワークビジネス会社の商品は高いです。

また、頑張って組織を構築しても会社が倒産すれば終わりですし、組織が崩壊すれば終わりです。そのため、自分で仕事をするのであれば、MLM・ネットワークビジネスなどの代理店ビジネスではなく、別の方法を選択した方が良いと言えます。