このページでは、クワドラント別の成功例を見てみたいと思います。Eクワドラント・従業員の場合、非常に説明が簡単ですが、大卒で大企業(上場会社)に勤める、または、公務員になることでしょう。
もちろん、自分のやりたいことや仕事のやりがいなどもあると思いますが、Eクワドラント・従業員の場合、勤めている限り、毎月、決まった給料をもらうことができます。
しかし、自分の意思で仕事をしたい方には、Sクワドラント・自営業者を目指した方が良いでしょう。どのクワドラントが合うのかは、実際に体験することでわかりますが、だいたい、社会人3年目から5年目ぐらいでわかると思います。
ですから、30歳前後になるとサラリーマン組と独立起業組に分かれていると思いますが、結局のところ、その人の価値観であるため第三者から強制しても無理だと言えます。
Sクワドラント・自営業者の事例としては、弁護士、会計士、税理士、行政書士などの士業の方が多いですが、インターネット関連の事例では、アフィリエイターや情報販売、youtuberなどが上げられます。
何度も言うようにSクワドラント・自営業者の年収は、ピンからキリまであります。また、今年は年収100万円でも、来年は年収1000万円と10倍になる可能性もあります。
ただ、上がるのも早ければ下がるのも早い傾向がありますので、上手くブームをとらえることができれば良いですが、上手くいっても、その後のことを考えて行動しないといけません。
具体的には、お笑い芸人をイメージするとわかりやすいかもしれませんが、Sクワドラント・自営業者は一発屋で終わる方が多い傾向がありますが、これは、Bクワドラント・ビジネスオーナーやIクワドラント・投資家も同じです。
要するにビジネスの成功確率が低いだけなのですが、このような事例から、継続して売上げが上がっているビジネスや長く続いているビジネスを研究することで、自身が長期的に成功できる可能性が高まります。
Sクワドラント・自営業者だけでなく、Bクワドラント・ビジネスオーナーやIクワドラント・投資家で失敗すると必然的にEクワドラント・従業員に戻ることになると思いますが、このような失敗だけは避けたいところです。